久しぶりのReadyNAS関連記事です。
さて、ReadyNASを買ってそれなりの年月がたち、それほど容量を入れていないはずのReadyNAS316が
いっぱいになってきました。
316に入れているファイルの実容量が4TB程度で、現在ReadyNAS316の7TB(8TB-天使の取り分)がいっぱいになっています。
・・・おかしくない?・・・
いえ、おかしくありません。
Snapshotのせいです。
Snapshotは何もせずとも勝手に過去のバックアップを取ってくれる優れものです。
これがあれば、しばらく前に消してしまったファイルもその時点に戻れば復旧できますし、
完全なバックアップ代わりにはなりませんが、人的ミスを補ってくれるはず・・・です。
しかしいくらSnapshotが便利だとは言え、+3TBも取られたのではやってられません
そこで内部でどうなっているのか、解除の仕方を調べてみました。
そもそもReadyNASのスナップショットは採用ファイルシステムである、btrfsの標準機能を使って実装されているようです。
どこにあるのかとファイルを探してみると、
/data/._share/共有名/.snapshot フォルダに関連ファイルがあるようです。
WEBから常時保護のオプションを外すだけでは削除されませんでした。
そこでえいやとterminalから削除しようとしてみますが、Read-onlyファイルだそうで
一筋縄ではいきません。
そこでbtrfs関連のコマンドを探してみると
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#btrfs subvolume delete /data/._share/共有フォルダ名/.snapshot/削除したいsnapshot |
これで削除できるようです。
実際に削除してみると98%→65%まで下がりました。