この記事はメモリーカード選び、メモリーカード選び-2(白芝SLC版追加)の続きです。
さて、開設間もないこのブログですが、ありがたい事に白芝系の記事を見に来てくださる方がいるようで
D7000+白芝で調べてくる方がいたため、ベンチマークしてみました。
何が知りたいかと考えると、SDの読み書きで速度が変化するもの・・・
つまり、連射速度にほかなりません。
ということで条件を揃えてD7000にて
- RAW(14bit/圧縮)
- Jpeg L(Fine)
- RAW+Jpeg L
の連射速度を見てみました。
とっている感触としては最初の10枚程度はかなりの速さで連射できて、
その後1秒に1-2枚程度の継続的な連射(?)になりました。
おそらく内部のバッファーがいっぱいになるまでは連射でき、その後は
書き出しでバッファーが空くまで待って撮影というようになっていると思われます。
そこで撮影日時を見れば最初の10枚程度はすごい高密度で撮れていて、
その後の遅くなったものも両方グラフにすればいいやと考えていたのですが
Exifの撮影日時はSD書き込み時のようで、一定の間隔になっていました。
逆にSDへの書き込み速度を図るにはもってこいなわけですが、
情報が減って少し寂しいです。
ということでそれぞれを
白芝WAおよびWA2におこなったのがこちらです
数値は一分間に何枚書き込めるか
RAWはWAがおおよそ1.2倍早く、RAW+LはWAが1.4倍早いです。
RAWとRAW+Lで差がついたのはEXPEED2の現像処理を通すかどうかで変わったためでしょうか。
興味深いのがJpeg Fineは差がないということです
おそらくJPEGほどの少ない量のものを書きこむときにはメモリーカードではなくEXPEED2が
ボトルネックになっているのでしょう。
以上の結果からは
Jpegでしか撮らない人は連射速度のためにWAを探し求める必要はないといえます。